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【ACL登録メンバー予想】柏レイソルは誰を連れていく?「35人の壁」とリストA25枠の争い+馬場晴也の負傷で入れ替えは?

2025明治安田J1リーグを2位で終えた柏レイソルは、通算5度目となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)Elite 2026/27への出場権を獲得しました。過去4回の出場(2012、2013、2015、2018シーズン)で最高成績は2013シーズンのベスト4。悲願のアジア制覇へ、今季はリカルド・ロドリゲス監督のもとで戦っています。

リーグステージはすでに開幕しています。9月16日の第1節・全北現代モータース戦(アウェイ)は1-2で敗れたものの、10月14日の第2節・ポートFC戦(ホーム)は5-1で快勝。巻き返しの手応えをつかんだところです。

そこで気になるのが「ACLに誰が登録されているのか」。ACLにはJリーグとは別の独自の登録ルールがあり、登録できる人数は限られています。この記事ではルールを整理したうえで、柏の登録メンバーを予想します。

NEWS|10/16発表

DF馬場晴也が「右膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷」と診断されました。10月9日のJ1第9節・ヴィッセル神戸戦で負傷し、担架でピッチを後にしていた選手です。全治期間・復帰時期は未発表ですが、長期離脱は避けられない見込み。ACLの登録メンバーの入れ替えにも波及しそうです(詳しくは第5章)。

※クラブからACLの登録メンバーは正式に公表されていません。本稿は2026年10月14日時点の情報に基づく予想です(馬場晴也の件のみ10月16日のクラブ発表を反映)。選手の生年月日・在籍クラブは公式サイト等の情報を基にしています。

目次

1. ACLの選手登録ルール ― Jリーグとは別物

ACLでは、Jリーグの登録選手をそのまま持っていくことはできません。ポイントは次の4つです。

  • 1クラブ35名以内:「リストA(25名以内)」+「リストB(10名以内)」
  • リストA:年齢制限なし。25名のうち6名以上がホームグロウンで、そのうち3名以上がクラブ育成選手。6名に満たない場合は、不足分だけリストAの枠が減る
  • リストB:2005年1月1日以降生まれの選手のみ(10名以内)
  • 試合エントリーは23名以内(外国籍選手の人数制限はなし)

リストAとリストBの違い

区分登録枠年齢条件主な要件
リストA25名以内制限なし6名以上がホームグロウン、うち3名以上がクラブ育成選手
リストB10名以内2005年1月1日以降生まれ年齢条件のみ(ホームグロウン要件の対象外)

ホームグロウンの定義がJリーグと違う

  • クラブ育成選手:15歳になるシーズンから21歳になるシーズンの間に、そのクラブに通算36カ月以上登録された選手
  • 所属協会育成選手:同じ期間に、所属協会(日本ならJFA)加盟クラブに通算36カ月以上登録された選手

Jリーグは「12〜21歳の間に990日以上」ですが、ACLは15歳からが対象です。ジュニアユース年代だけではカウントされず、高校年代にそのクラブにいたかが分かれ目になります。日本人選手が中心のJクラブなら「所属協会育成選手」はほぼ自動的に満たせるため、実質的な焦点はクラブ育成選手を3人以上リストAに入れられるかの一点です。

登録は一度きりではない

登録期間(ウィンドウ)は①予選ステージ/②リーグステージ第1〜6節(MD1〜MD6)/③リーグステージ第7節(MD7)以降の3回あり、それぞれ締切後に「追加・入れ替え」の枠が設けられています。ざっくり言えば、「ステージ初戦の5日前までなら理由を問わず最大5名」「締切後に新たに加入した選手に限り、所定の期日まで最大3名」という2段構えです(詳細は第5章)。

2. 柏レイソルの「35人の壁」

10月14日時点のトップチーム登録選手は41人。9月に島野怜(藤枝MYFCへ育成型期限付き移籍)と古澤ナベル慈宇(タンピネス・ローバースFCへ期限付き移籍)が離れた後の人数です。

  • 登録選手:41人
  • リストA対象(2004年12月31日以前生まれ):35人
  • リストB対象(2005年以降生まれ):6人
  • 登録可能な実質上限:25+6=31人

柏のボトルネックはリストAの25枠です。対象者が35人いるので、単純計算で10人があぶれることになります。しかもリストBは10名まで入れられるのに対象者は6人だけ。上限の35人を埋めること自体が構造的に不可能で、選手層が厚いクラブほどリストAの25枠は「狭き門」になります。

3. 予想登録メンバー(30人)

以上を踏まえ、リストAを上限いっぱいの25人、リストBを5人、合計30人と予想しました。

リストA 予想(25人)

No.Pos.名前生年月日年齢
13DF犬飼 智也1993/5/1233
2DF三丸 拡1993/7/633
40MF原川 力1993/8/1833
20MF瀬川 祐輔1994/2/732
29GK永井 堅梧1994/11/631
16MF汰木 康也1995/7/331
42DF原田 亘1996/7/2230
8MF小泉 佳穂1996/10/530
25GK小島 亨介1997/1/3029
18FW垣田 裕暉1997/7/1429
5MF遠藤 渓太1997/11/2228
21MF小西 雄大1998/4/1828
26DF杉岡 大暉1998/9/828
4DF古賀 太陽1998/10/2827
24MF久保 藤次郎1999/4/527
11MF渡井 理己1999/7/1827
77GK若原 智哉1999/12/2826
44MF弓場 堅真2000/10/1226
27MF熊坂 光希2001/4/1525
15FW藤尾 翔太2001/5/225
87MF山内 日向汰2001/5/3025
9FW細谷 真大2001/9/725
88DF馬場 晴也(負傷離脱)2001/10/2424
39MF中川 敦瑛2002/5/1524
32DF山之内 佑成2003/9/123
年齢は2026年10月14日時点

リストB 予想(5人)

No.Pos.名前生年月日年齢
33MF岩永 創太2005/10/721
45DF佐藤 桜久2008/4/518
43MF加茂 結斗2008/10/1817
23MF長南 開史2009/4/717
64MF五十嵐 陵2009/12/1916
年齢は2026年10月14日時点

4. メンバーから外れる11人

No.Pos.名前生年月日年齢
19MF仲間 隼斗1992/5/1634
28MF戸嶋 祥郎1995/9/2631
17MF手塚 康平1996/4/630
46GK松本 健太1997/5/429
3DF麻田 将吾1998/7/628
14MF大久保 智明1998/7/2328
1GK猿田 遥己1999/4/2327
51FW満田 誠1999/7/2027
6MF山田 雄士2000/5/1726
56DF常藤 奏2004/7/1322
30MF古谷 柊介2005/1/2621
年齢は2026年10月14日時点

① クラブ育成のベテラン勢

猿田遥己、山田雄士、手塚康平、仲間隼斗、松本健太は、いずれも柏のアカデミー育ち、または高卒入団の選手です。Jリーグではホームグロウン扱いで、ACLでもクラブ育成選手の条件を満たします。それでもリストAの25枠には入れない、という判断が十分ありえます。

② 実績組も外れる

麻田将吾、大久保智明、戸嶋祥郎、満田誠といった、Jリーグで実績のある選手も外れる計算です。リカルド監督の就任後に国内の有力選手を数多く獲得し、選手層は確実に厚くなりました。ACLとの並行を考えればプラスですが、その分「ACLでは登録すらされない選手」が生まれます。登録外となった選手のモチベーション管理は、クラブと監督の大きなテーマになりそうです。

③ 古谷柊介はリストBの対象

古谷柊介は2005年1月26日生まれで、リストBの対象年齢を満たしています。柏のリストB対象者は6人で枠は10人あるため空きがありますが、今回はリスト外と予想しました。若手をどこまで使うかは、起用方針やコンディション次第で判断が分かれるところです。

5. 馬場晴也の負傷 ― 登録メンバーの入れ替えが予想される

ここで、予想を大きく揺さぶるニュースが飛び込んできました。10月16日、クラブはDF馬場晴也が「右膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷」と診断されたことを発表しました。

負傷したのは10月9日のJ1第9節・ヴィッセル神戸戦。先発した馬場は前半15分ごろに相手選手との接触で倒れ込み、担架でピッチを後にして、18分に戸嶋祥郎との交代を余儀なくされました。クラブは全治期間や復帰時期を明らかにしておらず、前十字靭帯断裂という診断の重さを考えれば、長期離脱は避けられない見込みです。

痛手は大きいです。2025年6月に北海道コンサドーレ札幌から完全移籍で加入した馬場は、今季3バックの右センターバックとして先発を重ね、守備だけでなく攻撃面でも重要な役割を担っていました。中盤や大外、時には前線まで進出し、右ウイングバックの久保藤次郎らと連係しながら、柏の攻撃に新たな選択肢をもたらしていた存在です。首位攻防戦を4-2で制してリーグ首位に立った矢先のアクシデントでした。

この負傷はACLの登録メンバーにも影響します。馬場は2001年生まれでリストAの対象で、予想でもリストAの25人に入れていた選手です。登録の変更は、次の登録ウィンドウとなる2027年1月下旬(リーグステージ第7節の15日前)が区切りとなり、そこで馬場を外して代わりの選手を登録する形が予想されます。前十字靭帯断裂ともなれば、2026年中の復帰は極めて厳しいと見るのが自然でしょう。

「負傷者が出たら3名まで交代できる」という噂は本当か

馬場の負傷を受けて「ACLは負傷者が出たら3名まで交代できるらしい」という話を目にした、という声があります。結論から言うと半分ホント、半分ちがうです。「最大3名」という枠は実在しますが、それは「負傷者のための枠」ではなく「締切後に新たに加入した選手のための枠」です。

  • ホントの部分:登録期間2では、2026年10月31日まで最大3名の追加・入れ替えができる枠が規定上きちんと存在する(大会規定第24.3.2条)。
  • ちがう部分:その3名には「締切後に新たにクラブに登録された選手でなければならない」という条件が付く。対象は新加入選手で、「負傷した選手の代わり」という趣旨の枠ではない。そもそもフィールドプレイヤーが負傷した場合に登録外の選手と入れ替えられる規定は存在しない。
  • 唯一の負傷者特例:ゴールキーパーだけは例外で、登録GKのうち2名以上が「30日以上」の長期離脱となった場合に限り、GKの入れ替えを申請できる(同第24.8条)。

「負傷者が出たら交代できる」という記憶は、このGK特例か、あるいは「理由を問わず最大5名」の枠とこの「3名」の枠が混ざったものでしょう。

登録期間2(MD1〜MD6)の「追加・入れ替え」規定

枠人数期限条件
第24.3.1条最大5名リーグステージ初戦の5日前(柏は9月11日)理由を問わず追加・入れ替えが可能。すでに期限終了
第24.3.2条最大3名2026年10月31日締切後に新たに加入した選手に限る(柏は該当者なし)
第24.8条GK特例次戦キックオフ24時間前登録GK2名以上が30日以上の長期離脱となった場合のみ
AFC Champions League Elite 2026/27 Competition Regulations 第24条より。9月11日以降の加入選手がいないため、柏は10月31日の3名枠も実質的に使えない状況にある。

この「3名」の枠は、どちらかといえば新加入選手のための救済措置です。Jリーグの登録期限を過ぎてから獲得した選手でもACLには登録できるようにする仕組みで、実際、2025年9月にヴィッセル神戸へ加入した権田修一は、Jリーグの登録期限を過ぎていたためJリーグでは出場せず、ACLEのみに参加する形となりました。これがこの枠の典型的な使われ方です。

では柏はどうか。直近の新加入は8月25日の藤尾翔太(FC町田ゼルビアから完全移籍)で、第24.3.1条の期限である9月11日より前です。つまり柏には「締切後に加入した選手」がおらず、10月31日までの3名枠も使えません。馬場の穴をACLの登録メンバー内で埋めるには、次の登録期間3を待つほかない、というのが規定上の結論になります。

入れ替え候補は誰か

馬場を外せばリストAに1枠が空きます。候補として名前が挙がるのは、いずれも予想でリスト外とした面々です。

名前Pos.年齢ポイント
戸嶋 祥郎MF31神戸戦で実際に右センターバックの代役を務め、リカルド監督も「練習から同ポジションで起用していた」と説明。実質的な“馬場の代役”として最有力。
麻田 将吾DF28今季京都サンガF.C.から加入した即戦力のセンターバック。ポジション的には最も自然な補充。
常藤 奏DF22中央大から加入した2004年生まれのDF。リストA対象で、将来を見据えた登録も考えられる。
大久保 智明MF28複数ポジションをこなせるユーティリティー。手薄になるポジションを埋める形で。
あくまで予想です。年齢は2026年10月17日時点。

もう一つ押さえておきたいのが、リストBの古谷柊介です。柏のリストB対象者は6人で登録枠は10人。馬場のリストA枠とは別枠ですが、馬場を外してリストAを24人、リストBを6人にする形もルール上は成立します。「メンバーは30人」という総数は変えないまま、構成を組み替える選択肢があるわけです。

前十字靭帯断裂は、選手にとって最も過酷な負傷のひとつです。それでも、まだ24歳。焦らず、しっかり治して、また柏のピッチで思い切りのいいプレーを見せてほしい。

待ってるぞ、バビー。

6. クラブ育成選手の「3枠」は誰か

リストAにはホームグロウン6名以上、そのうちクラブ育成選手3名以上が必要です。日本人選手が主体の柏では所属協会育成選手(JFA育成)の条件はほぼ全員が満たすので、実質的な焦点はクラブ育成選手の3名です。

柏のリストA対象者でクラブ育成選手の条件を満たすのは、猿田遥己・古賀太陽・山田雄士・細谷真大・手塚康平・仲間隼斗・熊坂光希・松本健太の8名とされます。予想メンバーでは、古賀太陽・細谷真大・熊坂光希の3名がリストAに入り、条件をちょうど満たす形になりました。

ユース育ち・高卒入団の選手が多い柏にとって、条件自体はクリアしやすいものです。逆に言えば、条件を満たす選手が8人もいるからこそ「誰を外すか」が難しくなります。ホームグロウンの枠は“入り口”であって“安全圏”ではない、というのが柏の面白いところです。

7. リストBの若手5人

リストBは2005年1月1日以降生まれ限定で10名まで。柏の対象者は6人と少ないものの、いずれも将来性の高い顔ぶれです。

  • 岩永創太(2005年10月7日/MF):九州産業大から加入。特別指定選手を経て今季からトップチームに合流した左利きのMF
  • 佐藤桜久(2008年4月5日/DF):柏レイソルU-18から10月2日にトップ昇格
  • 加茂結斗(2008年10月18日/MF):同じく10月2日にU-18からトップ昇格
  • 長南開史(2009年4月7日/MF):U-18所属の第2種登録選手
  • 五十嵐陵(2009年12月19日/MF):16歳。チーム最年少

ACLは外国籍選手のエントリー枠がなく、試合エントリーは23名。10代の選手にとって、アジアの強豪と戦える経験は何よりの財産になります。国内リーグでは出番が限られる若手が、ACLという別のステージで試されることは、クラブにとっても大きな意味があります。

8. まとめ ― 登録は2027年1月に動く可能性も

  • ACLの登録枠は35名以内(リストA 25名+リストB 10名)。リストAにはホームグロウン6名(うちクラブ育成3名)以上が必須。
  • 柏の登録選手は41人。リストA対象35人のうち10人が外れる計算。リストB対象は6人のみで、35人を埋めるのは不可能。
  • 予想はリストA 25人+リストB 5人の計30人。クラブ育成のベテランや実績組がリスト外に。
  • 10月16日、DF馬場晴也の「右膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷」をクラブが発表。長期離脱は避けられず、2027年1月の登録ウィンドウでの入れ替えが予想される。
  • 「負傷者が出たら3名まで交代できる」は半分ホント、半分ちがう。実在する「最大3名」の枠は締切後に加入した新加入選手が対象で、フィールドプレイヤーの負傷を理由にした入れ替え規定はない。負傷者特例はGKのみ(登録GK2名以上が30日以上の長期離脱)。

今後のACLリーグステージ日程

日程対戦相手会場
10月27日ラーチャブリーFC(タイ)アウェイ
11月3日大田ハナ・シチズンホーム
11月24日ニューカッスル・ジェッツアウェイ
12月1日コンアン・ハノイホーム
2027年2月ブリーラム・ユナイテッドホーム
2027年2月浦項スティーラーズアウェイ

「柏から世界へ」。選手層の厚さを武器に、リカルド・ロドリゲス監督がどうチームをマネジメントしていくのか。アジアの舞台での戦いぶりとあわせて、登録メンバーの動向にも注目です。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 柏レイソル公式サイト「2026/27 AFC CHAMPIONS LEAGUE ELITE」特設ページ
  • 柏レイソル公式サイト「馬場 晴也選手の負傷について」(2026年10月16日)
  • 柏レイソル公式サイト「2026/27シーズン トップチーム体制&背番号決定のお知らせ」
  • Jリーグ公式サイト「AFCチャンピオンズリーグエリート(ACL ELITE)大会概要」
  • AFC「AFC Champions League Elite 2026/27 Competition Regulations」第23条・第24条(選手登録・登録期間)
  • rrr3k「【ACLメンバー予想】ACLのメンバー登録のルール(リストA&リストB)」
  • フットボールチャンネル「柏レイソルの選手一覧(メンバー)・成績・移籍情報・基本フォーメーション」
  • football-lab「柏レイソル 2026特別 移籍情報」

※登録メンバーはクラブから正式発表されていないため、本稿の内容は予想です。選手情報は2026年10月14日時点のものです(馬場晴也の負傷は10月16日のクラブ発表に基づく)。

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この記事を書いた人

スポーツ全般が好きですが、
特に野球、サッカーが好きです。

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