10月27日(火)19:00、ACLエリート(ACLE)第3節で、韓国の大田ハナ・シチズンがヴィッセル神戸をホームに迎えます。
開幕2連勝の神戸に対し、大田は1勝1分けの無敗。
そして11月3日(火)には、大田が柏レイソルの本拠地・柏サッカースタジアムにやってきます。
この記事は、神戸戦(10/27)と柏戦(11/3)を前に、大田ハナ・シチズンの現在形を整理した「攻略ガイド」です。
0. まず3行で
- 大田ハナ・シチズンはACLE開幕で1勝1分けの無敗(東地区7位・勝点4)。開幕戦では京都サンガに1-0で勝ち、クラブにとって23年ぶりのアジアの舞台を白星で飾りました
- 指揮官の黄善洪(ファン・ソンホン)監督は、現役時代に柏レイソルでプレーした元韓国代表FW(2000〜2002年、J1通算34試合12得点)。日本サッカーを知り尽くした指揮官です
- ただし攻撃の決定力にはまだ伸びしろがあり、組織で戦うチーム。日本勢にとっては「量」に振り回されず、「1本の質」で勝負を決める試合になりそうです
1. 試合基本情報(直近の日本勢カード)
| 試合日 | カード | 会場 | 中継 |
|---|---|---|---|
| 10月27日(火)19:00 | 大田ハナ・シチズン vs ヴィッセル神戸 | 大田ワールドカップ競技場 | DAZN |
| 11月3日(火・祝)19:00 | 柏レイソル vs 大田ハナ・シチズン | 柏サッカースタジアム(三協フロンテア柏スタジアム) | DAZN |
※いずれも日本時間です。柏戦の日程は柏レイソル公式で確認できます。
2. ACLE開幕からの歩み:23年ぶりのアジアの舞台で無敗の滑り出し
| 結果 | 内容 | |
|---|---|---|
| MD1(9/15・ホーム) | 1-0で京都サンガに勝利 | 後半33分(78分)にボブシンが決勝ゴール。大田にとってACLE初出場、23年ぶりのアジアの舞台での白星 |
| MD2(10月中旬) | 1-1で上海海港と引き分け | 無敗のまま東地区7位(勝点4、得2失1)Jリーグ公式 |
大田は2025年のKリーグ1で準優勝し、ACLEの出場権を獲得しました。ACLEは今季から本戦が32クラブに拡大し、大田は東地区の16クラブの1つとして8試合を戦います。
国内リーグでは8月時点で下位に沈む苦しい戦いぶりでしたが(8/18時点で10位)、10月24日のKリーグでは金泉尚武に2-1のアウェイ勝利で上向きです Kリーグ速報。
Kリーグ1は第33節(10/24)でレギュラーラウンドを終え、ファイナルラウンド(第34〜38節・12/6まで)に突入。
第34節は10月31日(土)に全北現代戦(アウェイ・全州ワールドカップ競技場)が組まれています 國民新聞。
つまり大田は「神戸戦(10/27)→全北戦(10/31)→柏戦(11/3)」という中3日×2+韓国縦断+来日の過密日程を強いられます。
3. 監督:黄善洪(ファン・ソンホン)は「柏にいた男」
黄善洪監督は、韓国サッカー界を代表する元ストライカーです。そして日本とも縁の深い人物です。
- セレッソ大阪(1998〜1999年):1999年に24ゴールを挙げ、J1の得点王に
- 柏レイソル(2000〜2002年):2000年5月に加入。J1通算34試合12得点(2001年は21試合10得点)
指導者としては、2007〜2010年に釜山アイパーク、2011〜2015年に浦項スティールラーズ、2016〜2018年にFCソウルを率い、2021〜2024年はU-23韓国代表の監督を務めました。
2024年6月に、大田の監督に再び就任しています(2020年にも同クラブを率いました)Wikipedia。
柏サポーターにとっては、「かつて日立台でプレーした選手が、ACLEで敵将として戻ってくる」という因縁の一戦です。
Jリーグを知る指揮官だけに、日本勢の特徴を研究したうえで臨んでくると見るのが自然です。
4. 注目選手
| 選手 | ポジション | ポイント |
|---|---|---|
| ボブシン | FW/MF | ACLE開幕戦(京都戦)で、後半33分に決勝ゴールを決めたアタッカー |
| 周敏圭(ジュ・ミンギュ) | FW | 黄監督とともにACLE前の会見に臨んだ、攻撃の中心選手の一人 京都新聞 |
5. 日本のクラブが気を付けること4つ
① 攻撃の「量」に振り回されない
大田は組織で押し込んでくるチームです。押し込まれる時間が長引いても、失点を「1本」で済ませる守備の精度が求められます。
② エリア外からのシュートを警戒する
京都戦の決勝点は、ボブシンのシュートでした。クリアボールがエリア手前に落ちる場面や、セカンドボールを拾われた場面のコースを、先に切っておきたいところです。
③ 監督は「日本」を知っている
黄監督は柏とC大阪でJリーグを経験している指揮官です。単純な速さの押し付けだけでは崩せず、日本勢には、テンポの緩急や、裏と中の使い分けといった多様さが求められます。
④ 11/3の柏戦は大田にとって「中3日×2の3連戦」。
神戸戦(10/27・ホーム)の後、大田は10月31日(土)にファイナルラウンド第34節の全北現代戦(アウェイ・全州)を挟んで柏戦(11/3)へ。
韓国縦断+来日の負荷で主力のローテーションを強いられます。
柏のホーム・日立台で、運動量の質で上回るチャンスは十分あります。
6. よくある質問
Q. 大田ハナ・シチズンとはどんなクラブ?
韓国・大田広域市を本拠地とするKリーグ1のクラブです。2025年のKリーグ1で準優勝し、ACLEの出場権を獲得しました。
Q. 柏との試合はいつ?
11月3日(火・祝)19:00、柏サッカースタジアム(三協フロンテア柏スタジアム)です。ACLEリーグステージ第4節(MD4)で、中継はDAZNです 柏レイソル公式。
Q. 黄善洪監督は日本でプレーしたことがある?
あります。セレッソ大阪(1998〜1999年)と柏レイソル(2000〜2002年)でプレーし、1999年にはJ1の得点王に輝いています。
まとめ
- 大田ハナ・シチズンはACLEで1勝1分けの無敗(東地区7位)。開幕の京都戦で、クラブ23年ぶりのアジアの舞台での白星を挙げました
- 黄善洪監督は元C大阪・元柏のFWで、日本サッカーをよく知る指揮官
- 日本勢にとっては「1本の質」で勝負を決める試合になる。神戸戦(10/27・敵地)の結果が、柏戦(11/3)の読み筋を左右する
試合後に、神戸戦のレビュー(結果・スタメン・見えた課題)をこの記事に追記し、柏戦向けの攻略視点を更新します。
