ACLエリート(ACLE)第3節の10月27日(火)、ニューカッスル・ジェッツはアウェイで京都サンガF.C.と対戦します。そして11月24日(火)には、柏レイソルをホームのニューカッスルに迎えます。柏にとっては、ACLEで最も遠い、オーストラリアへの遠征です。
この記事は、京都戦(10/27)と柏戦(11/24)を前に、ニューカッスル・ジェッツの現在形を整理した「攻略ガイド」です。試合後はレビューを追記して、リーグステージの残りを戦う日本勢共通の下敷きに育てていきます。
【2026年10月26日時点】京都戦のあとに、レビューを追記します。
0. まず3行で
- ニューカッスル・ジェッツはACLEで2連敗・2得点10失点の東地区最下位(16位・勝点0)。第1節は鹿島に1-7、第2節はG大阪に1-3で敗れました
- ただし昨季は、Aリーグ・メンのプレミアシップ(レギュラーシーズン1位)とオーストラリアカップを制した実力者。率いるのは元ジェフ千葉のマーク・ミリガン監督です
- 柏は11月24日(日本時間16:45キックオフ)に、アウェイで対戦します。この記事は、その予習としても使えます
1. 試合基本情報(直近の日本勢カード)
| 試合日 | カード | 会場 | 中継 |
|---|---|---|---|
| 10月27日(火)19:00 | 京都サンガF.C. vs ニューカッスル・ジェッツ | サンガスタジアム by KYOCERA | DAZN |
| 11月24日(火)16:45(現地18:45) | ニューカッスル・ジェッツ vs 柏レイソル | ニューカッスル(豪州) | DAZN |
※時刻はいずれも日本時間です。柏戦の日程は柏レイソル公式で確認できます。京都戦の時刻は、複数の日程表で確認できたものですが、直前に公式発表でご確認ください。
2. ACLE開幕からの歩み:攻撃は1点、守備で崩壊
| 結果 | 内容 | |
|---|---|---|
| MD1(9/15・アウェイ) | 1-7で鹿島に大敗 | 79分にパトリック・ウッドが1点を返すのが精いっぱい フットボールチャンネル |
| MD2(10/13・ホーム) | 1-3でG大阪に敗戦 | 32分にニコス・ヴェルゴスが先制するも、逆転を許した |
2試合で2得点10失点。最下位とはいえ、両試合でゴールは奪っている点は見過ごせません。G大阪戦では先制して流れをつかみかけました。崩れているのは守備で、特にMD1の鹿島戦のように「一気に崩れる時間帯」が課題になっています。
ジェッツの残りのリーグステージ日程(確認できた範囲)は次のとおりです。
| 節 | 日程 | 相手 | 会場 |
|---|---|---|---|
| MD3 | 10月27日 | 京都サンガ | アウェイ |
| MD4 | 11月3日 | 上海海港 | ホーム |
| MD5 | 11月24日 | 柏レイソル | ホーム |
3. 監督:マーク・ミリガン ―― 元ジェフ千葉の指揮官
ジェッツを率いるマーク・ミリガン監督は、元オーストラリア代表のミッドフィルダーです。日本とは、2つの縁があります。
3-1. 選手時代の「日本との縁」
- ジェフユナイテッド千葉(2010〜2012年):J2で53試合3得点。日本のサッカーを知る指揮官です Wikipedia
- 2009年のACLで、鹿島から得点:上海申花の一員として、グループステージの鹿島戦(2009年5月19日、1-1)で、クラブ初ゴールを挙げています
ただし、そのミリガン監督も、今季の第1節では、鹿島に1-7で大敗しました。選手として得点を奪った相手に、監督としては痛い目にあったことになります。
3-2. 指導者としての急上昇
- 2025年にニューカッスル・ジェッツの監督に就任(就任発表は2025年5月6日、在任開始は7月1日)
- 就任後に最初の5試合で5連勝し、2025年のオーストラリアカップを優勝
- 2025-26シーズンのAリーグ・メンでは、プレミアシップ(レギュラーシーズン1位)を獲得し、年間最優秀監督賞も受賞
「就任1年目でAリーグを制した実力者」。ここが、「ACLE2連敗の最下位」という戦績との大きなギャップです。油断すると痛手を負う相手でしょう。
4. Aリーグでの現在形:開幕は2試合連続の引き分け
2026-27シーズンのAリーグ・メンでは、現時点で7位です(10月24日時点)。
- 第1節:セントラルコースト・マリナーズに2-2(アウェイ)。ウッドが得点
- 第2節:マッカーサーFCに1-1(ホーム)
2試合で2分け・勝点2(3得点3失点)と、まだ波に乗り切れていません。なお、オーストラリアカップは、7月の初戦でプレストン・ライオンズに2-3で敗れています Wikipedia。
5. 注目選手
| 選手 | ポジション | ポイント |
|---|---|---|
| ニコス・ヴェルゴス(9) | FW | ギリシャ出身。G大阪戦の32分に先制ゴール |
| パトリック・ウッド(8) | FW | オーストラリア出身。鹿島戦で1点、Aリーグ開幕戦でも得点 |
| ジョー・ロリー(11) | FW | イングランド出身。元ノッティンガム・フォレスト |
| ザック・クラフ(10) | MF | イングランド出身。攻撃の組み立て役 |
| アレックス・グラント(2) | DF | オーストラリア出身。守備の要 |
出典:2026-27ニューカッスル・ジェッツのシーズン記録(Wikipedia)
※ACLEのスタメンは、試合ごとに入れ替えが続いています。直前の発表を確認します。
6. 日本のクラブが気を付けること3つ(筆者の見方)
ここからは、開幕2試合の結果と監督の経歴をもとにした筆者の見方です。
① 立ち上がりの「入り」を大事に
G大阪戦では、32分にジェッツが先制しました。守備は崩れていても、立ち上がりに勢いを出せる力はあります。前半の最初の15分を落ち着いて入れるかが、大事になりそうです。
② 守備の不安につけ込む「2本目、3本目」
10失点という数字は、守備の不安を示しています。ただ、日本勢が大量得点できたのは、1本目の決定機をしっかり決めたからです。決めきる力が試されます。
③ ミリガン監督は日本を知っている
ジェフ千葉での2年間の経験に加え、鹿島と対戦した経験もあります。日本のチームの特徴を研究してくる可能性があります。日本勢側の「いつもの形」が読まれている前提で、準備したいところです。
7. 柏から見た11月24日
柏にとって、ニューカッスルでの試合は、今季のリーグステージで最も遠い遠征です。11月3日の大田ハナ・シチズン戦(ホーム)のあと、約3週間空いて、11月24日に敵地へ乗り込みます。
- 日本時間16:45キックオフ(現地18:45)。日本のファンは、平日の夕方に観戦する形になります
- 柏のここまでの状況は、ラーチャブリー戦のプレビューで整理しています
- 11/3の対戦相手の大田については、大田ハナ・シチズンの攻略ガイドをご覧ください
ジェッツの現在形は、10/27の京都戦の結果で、さらに見えてきます。京都戦のレビューを追記して、柏戦向けの視点を更新します。
8. よくある質問
Q. ニューカッスル・ジェッツとはどんなクラブ?
オーストラリアのニューサウスウェールズ州ニューカッスルを本拠地とする、Aリーグ・メンのクラブです。2025-26シーズンは、プレミアシップ(レギュラーシーズン1位)を獲得しました。
Q. 柏との試合はいつ?
11月24日(火)日本時間16:45キックオフ(現地18:45)、ニューカッスルで開催されるACLEリーグステージ第5節(MD5)です。
Q. ミリガン監督は日本でプレーしたことがある?
あります。2010〜2012年に、J2のジェフユナイテッド千葉でプレーしました(J2通算53試合3得点)。
まとめ
- ニューカッスル・ジェッツはACLEで2連敗・2得点10失点の最下位。ただし、両試合でゴールは奪っている
- 監督は元ジェフ千葉のマーク・ミリガン。就任1年目に、オーストラリアカップとAリーグのプレミアシップを制した実力者
- 柏は11月24日にアウェイで対戦。京都戦(10/27)の結果が、読み筋を左右する
試合後に、京都戦のレビューをこの記事に追記します。
